携帯料金払いたいんだけど…
「携帯料金払いたいんだけど…」
ショップ窓口では、ケータイの新規契約や機種の変更の他にも修理や携帯料金の支払いにくる客も結構います。
まだ、スマホもないし個人情報保護法なんてものもない時代。
大きいショップは別として、大概のショップは一人程度フロアにスタッフが居て客を案内しますが、ずっと立ちぱなしで暇だと展示周りの掃除やらなんやらしても時間を余して足が痛くなってきます。
朝食抜いてきたりすると貧血みたいに具合が悪くなることも。。。
なので、早くパソコンのある窓口に交代して座りたいなんて思ったりします。
交代の時間が来てやっと窓口で座ることができたのもつかの間。
昼休憩でスタッフが一人ずついなくなると同時に客の来店も多くなってくる。
そんな時に、20代から30代くらいのおじさんがやってきた。
「携帯料金払いたいんだけど…」
身体はデカいくせにハッキリしゃべらなくて、イキっている感じはするけどダサくてなんか変な感じの客。
「2か月分で2万○○円です。」と案内しました。
客はお金を払い、おつりと領収書を受け取って帰り際、こちらを指さし一言、
「声大きすぎるぞ。」とこれまた小さい声で。。。
察するにその客は、料金を払い忘れていたのかもしくは、使いすぎていたからのなのか、そのため恥ずかしかったようなのだ。
ふざけんな!!!
でも実はその数日前に年配の客が携帯料金を支払いに来た時、声が小さいからもう少し大きい声で話せと文句言われたばかりだった。。。
どちらかというと地声は大きいほうだが、それでもだ。
そうしたら、今度は声が大きいって。
ふざけんな!!!
ただ、自分のフラストレーションぶつけようとすんじゃねぇ!
なんて思いながらも、仕事は仕事。
じゃあ、どうしようかなと。
結局、紙に書いて客に見せることに。
以上、某ケータイショップの妄想話を敬称略にて記述しました。
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